「何もない」がある。
そう言われる冬の淡路島マンモスですが、今の森は、実は一年で最も「饒舌」かもしれません。
■ 冬の森で、本当の自分に耳を澄ます
1月、2月のマンモスを包むのは、凛とした、どこまでも透明な静寂です。
夏のような賑やかな緑はありませんが、葉を落とした木々の隙間からは、真っ直ぐな冬の光が差し込みます。
スマホを置き、焚き火の爆ぜる音と、自分の呼吸だけに意識を向ける。
冷たい空気の中で吸い込む一息が、体中の濁りを洗い流してくれるような感覚。
「あぁ、私は今、生きている」
そんなシンプルな実感が、心の中にじんわりと灯ります。
■ この寒さこそが、最高のご馳走になる
「わざわざ寒い時期に?」と思うかもしれません。
でも、この寒さがあるからこそ、マンモスの体験は完成します。
• 180℃の魔法「熾火(おきび)調理」
焚き火の炎が落ち着き、赤く熱を持った「熾火」の状態。その温度は約180℃。アルミホイルに包んだ淡路島の新玉ねぎを忍ばせれば、準備は完了です。余熱でとろとろに蒸し焼きにされた玉ねぎは、砂糖よりも甘く、あなたの冬の記憶に深く刻まれるはずです。
• 「整う」を超える、解放。
澄み切った冬の夜空を見上げてください。都会では決して見ることのできない星の瞬きが、あなたを日常の悩みから解放してくれます。
■ 帰る場所としての「マンモス倶楽部」
私たちは、ここをただの宿泊場所だとは思っていません。
冬の厳しい寒さを共に楽しみ、火を囲んだ皆さんは、もう大切な「マンモス倶楽部」の仲間です。
この冬に一度リセットした心に、春にはどんな種をまきましょうか。
季節が変わるたびに、「ただいま」と言える場所でありたい。
今のマンモスには、そんな温かな決意が満ちています。
