草木染めにどんな道具が必要かわからない人。草木染めのオススメ道具を探している人。
この記事では、草木染めの道具を調べたり、探している人に私たちが普段使っている草木染め道具を紹介します。
この記事の概要
- 草木染めで使う道具一覧をまとめました
- 草木染め道具の通販リンクも掲載しています
- 道具の選び方に迷ったら草木染め教室で試用がおすすめ
この記事で紹介する道具は草木染め歴20年の先生が厳選して今も使い続けているものです。
初心者の方はこの記事を見ることで余計な出費を減らし草木染めを始めることができるでしょ。
それでは、どうぞ!
目次
草木染めで使う道具一覧 12アイデムを紹介
草木染めを始めるために必要な道具は以下の通りです。
どの道具も自宅にあるものだと思います。草木染めと料理で道具を使いわけたい場合は以下の道具をオススメします。
はかり(大、小)
染料となる植物や布やTシャツなど染める素材の重さを測るのに使います。
家庭で楽しむ分には小型のキッチンスケールで十分ですが、木の枝など重めの植物を使う場合は大きな測りがあると便利です。
計量カップ
染め液や媒染液づくりに必要な水を量るのにつかう計量カップ。
染める素材100gに対して染め液は3Lくらいつくるので、1Lまで計量できるサイズがあると大変便利です。
温度計
染め液や媒染液の温度を測るのに使う温度計。
最近ではデジタルのものが多いですが、アナログな棒状温度計の30cmを使っています。
洗濯バサミ
染め上げた素材を乾燥させる時に使うのはもちろん、いろいろな用途で使える洗濯バサミ。
カラフルな洗濯バサミより主張の少ない木製の洗濯バサミを選びたいところ。(普通の洗濯バサミでもOKです)
ボウル
ほぼ全ての工程で使うボウルは大小さまざまなサイズがあると便利です。
特に40cm以上の大きなボウルはTシャツや大きな布を染める時に大活躍。最初から全サイズそろえると大変なので少しずつそろえていくことをオススメします。
大きな鍋
Tシャツや大きな布の染色や媒染に使う大きな鍋。
ご家庭にはない場合が多いと思います。これもボウルと同じで最初からそろえる必要はないと思いますがあると大変便利です。
バケツ・たらい
染め物の水洗いや煮出した染め液を濾して保管するのに便利なバケツとたらい。
最近は漬物樽を利用することが増えてきましたので草木染め道具としてご紹介します。
ゴム手袋
熱い液に手を入れることがあるので手荒れのほか、火傷防止の観点で厚手のゴム手袋をオススメします。
トング・菜箸・棒
染色や媒染で鍋をかき混ぜたり、熱い染め物を掴んだりと便利なトング。
なくてもいいですが、木の枝や竹の棒は染めムラをなくすためかき混ぜる時に役立ちます。使いやすい長さにカットして使い回すのがオススメです。
ざる・木綿布
主に草木を煮たの染め液にのこった草木のカスを取り除くために使います。
ざるで濾してもカスがのこる場合は、木綿布で濾すときれいな染め液がに仕上がります。木綿布は1m×1mほどあれば便利です。
不織布・洗濯ネット
草、木、花、野菜を煮出して染め液を作る時に不織布や洗濯ネットがあると便利です。
木のカスや花びらが染め液の中で散らばらずにすむので染め液を濾す作業が軽減できます。
写真は不織布の袋を使ってセイタカアワダチソウを煮出している写真です。
ハサミ
植物の採取や切り分ける時に使う剪定鋏。
どんなハサミでもいいですが、キッチン用や工作用は使いづらく剪定ばさみに落ち着きました。
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