【簡単】自宅のキッチンを使った草木染めのやり方【私も毎月染めてます】

自宅のキッチンで簡単にできる草木染めのやり方を知りたい。家にある調理器具を代用して草木染めをしたい。草木染めした衣服のお手入れ方法を知りたい。

こういった疑問にお答えします。

もくじ

  • 自宅のキッチンで簡単にできる草木染めのやり方をまとめました
  • 草木染めをやる時に使う10の道具(家庭の調理器具を代用)
  • 草木染めした衣服のお手入れのコツ

この記事を書いている私は毎月1枚シャツを草木染めし、ほぼ毎日そのシャツを着るほど草木染めにはまってます。(今は藍の生葉染めシャツを着ています!)

今回、紹介する草木染めのやり方は草木染め経歴20年、淡路島マンモスで草木染め入門講座を開いている先生が教えてくれたやり方をまとめたものです。

大切なこと
草木染めのやり方は、ネットや本、動画でたくさん紹介されており、レシピの量や濃度、時間が違い戸惑うことがあるかもしれません。結果から言うと仕上がりが変わるだけでどれも正解! ねらって自分好みの色を出す喜びや、たまたま出会うめずらしい色の喜びなど草木染めの楽しみ方は人それぞれと考えています。

自宅のキッチンで簡単にできる草木染めのやり方まとめ

  1. 植物を採取する
  2. 染める物を用意する
  3. 植物から染料を作る
  4. 媒染剤を作る
  5. 染色と媒染、仕上げをする

①植物を採取する

まずは草木染めの染料にしたい植物を採取しましょう。

植物を採取する場所がない。。。

そんな方は、古くなったお茶葉、栗や黒豆のゆで汁、ミカンやザクロ、マンゴスチンの皮など、植物ならアイデア次第でなんでも染めることができます。

染料作りに必要な植物の量は以下を参考にして下さい。

染料にする植物の量の目安

  • 生葉 → 被染物と同量の重さ
  • 乾燥素材・幹や枝 → 被染物の50%の重さ
  • 根 → 被染物の20%の重さ
  • 花びら → めしべ・おしべを取り除き、布や毛糸の重さの300%の量

②染める物を用意する

今回は簡単に自宅のキッチンを使った草木染めのやり方がテーマなので、どこの家庭でもある綿100%(または麻でもOK)の植物繊維の布を草木で染めるやり方を紹介します。

最初から専用の道具を揃えたり、たくさん情報を得るよりも、最低限の知識で実際に草木染めをやることをおすすめします。

その方が楽しさや魅力を体感でき、草木染めが好きになり、その結果より多くの知識が身につき、好みの色と出会い、人生が豊かになると思うからです。

用意する物

自宅にある綿100%(または麻)の布を用意する。

③染める物の下準備

綿や麻など植物繊維を染めるには人工的にタンパク質を染み込ませる下処理が必要です。

草木染めでは、布や衣類など染める物に含まれるタンパク質と草木を煮出した色が反応して色をつけます。

なので、タンパク質が豊富な動物繊維の絹や羊毛はよく染まります。

対して、綿や麻など植物由来の繊維は人工的にタンパク質を染み込ませないと色をつける事ができません。

人工的にタンパク質を染み込ませるには、豆乳のほかに豆汁や牛乳、ディスポンがあります。

今回は、簡単! 自宅! がテーマですので、どこのスーパーでも入手できる豆乳を使います。

下準備のやり方

  1. 水と豆乳を1対1で割り鍋やボールに入れます。
  2. 綿100%(または麻でもOK)の布を20~30分漬け込みます。
  3. 時間が着たらそのまま脱水します。

④植物から染料を作る

染料となる植物の採取と染める物の下準備が終わったら、染料を作りましょう。

以下に染料の作り方をまとめます。

染料の作り方

  1. 採取した植物の汚れを水で洗い流します。
  2. 植物を洗濯ネットに入れます。
  3. 染める物の重さの30倍の水を鍋やボールに入れます。
    ※布100g→3Lの水
  4. 鍋やボールに洗濯ネットを入れます。
  5. 鍋やボールで1時間ほど煮ます。
  6. 煮汁を木綿布でこし染料の完成です。

⑤媒染剤を作る

媒染とは、先程煮出した草木の色(素)と染める物の繊維を結びつける工程のことを言います。草木染めでは、この工程を行うために媒染剤という物を使います。

媒染剤には、アルミや銅、鉄があり、使う媒染剤により染め上がりの色味が変わります。今回は少し明るめの色に発色するミョウバン(アルミ媒染)を使います。

ミョウバンの媒染剤の作り方

  1. 40~50℃のお湯を作ります。
  2. 水1Lに対して2gのミョウバンを入れて溶かします。
  3. 布の重さの約30倍の媒染剤を作ります。(100g=3L前後)

ミョウバンが気になった方はミョウバンについてまとめた記事 草木染めでミョウバンを使う理由、媒染剤の作り方、代用品まとめ も参考にご覧ください。

⑥染色と媒染、仕上げをする

それでは、作った染料と媒染剤を使って染色、媒染、仕上げを行いましょう。

  1. 染料を火にかけ40°くらいになったら布を入れ、時々混ぜながら20分ほど煮ます。
  2. 染色中の温度は、60°くらいまで上げます。
  3. 20分ほどたったら布を水洗いし、染料を洗い絞ります。
  4. 好みの色合いになるまで①~③を繰り返します。
  5. 染め上がったら水で布をよく洗い、20分ほど媒染剤につけます。
  6. 媒染剤につけ終わったら、よく水洗いし日陰で干します。
  7. 乾いたらあて布をしアイロン(中温)をかけ、色を固定させます。

草木染めに使う10の道具(家庭の調理器具を代用)

  • 鍋 or ボール
  • 菜ばし or 棒
  • はかり
  • 計量カップ
  • 温度計
  • ゴム手袋
  • 木綿布
  • 成分無調整の豆乳
  • 洗濯ネット
  • ミョウバン

ご紹介した草木染めのやり方では上記の道具を使いました。

下のほうに記したミョウバン(と豆乳)以外はどこの家庭にもあるものだと思います。ミョウバンは、お近くの薬局やamazonでも売ってるので入手に困ることは無いと思います。

洗濯ネットは色がつくので使い古しでもいいですし、100円均一で入手した新しいものでもOKです。

草木染めした衣服のお手入れのコツ

  • 洗濯は、中性洗剤、ぬるま湯&手洗い、日陰干し。
  • アイロンは、あて布をして中温。アイロン記載の温度を目安に。

草木染めをした直後は生地や衣類の色が安定しませんが、ほんの少し日常のお手入れに気をつかうことで、草木染め本来の色合いに落ち着きます。

ココでは洗濯の方法とアイロンをかける時の注意についてご紹介します。

洗濯は、中性洗剤、ぬるま湯&手洗い、日陰干し。

  1. 中性洗剤を使用し、ぬるま湯で手洗いします。
  2. 洗った後は脱水し、日陰で干します。
  3. 洗濯時の色落ちがなくなれば手洗いではなく洗濯機を使っても大丈夫です。
  4. 漂白剤や合成洗剤は避けます。石鹸もアルカリ性なので避けます。ドライクリーニングも薬品によって変色する場合があります。

アイロンは、あて布をして中温。アイロン記載の温度を目安に。

  1. 生地や衣類が良く乾いたら、あて布をして中温でアイロンをかけます。
  2. お持ちのアイロンに記載されている温度を目安にしても良いと思います。

最後に、草木染めで染めた衣服を長く愛用していくと生地や衣類が自然と少しづつ退色(色あせ)していきます。そんな時はご紹介した工程で再度、染め直しすることをおすすめします。

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

分からない点などございましたらお気軽に下のコメント欄からご連絡ください。草木染め入門講座も毎月開催していますので1人で草木染めをするのが不安な方はお気軽にご参加ください。

コメントを残す!

*
*
* (公開されません)