草木染め

草木染めで使う媒染剤の働きと種類まとめ

2020年11月3日

草木染めで使う媒染剤の役割や働きは? 媒染剤にはどんな種類があるの? 媒染剤の作り方は?

この記事では草木染めの媒染剤に関する疑問にお答えします。

時間がなく急いでいる方や媒染剤の作り方を見て大変そう… と感じた方のためにネットで買える媒染剤も記事の最後に紹介しています。

この記事の概要

  • 草木染めで使う媒染剤の働きと種類まとめ
  • 自宅で簡単!誰でもできる草木染めの媒染剤作り方
  • ネット通販で買える媒染剤の紹介

草木染めで使う媒染剤の働きと種類まとめ

草木染めで使う媒染剤

草木染めで使う媒染剤の役割と種類をまとめると以下の通りです。

  • 媒染剤は生地と染料をくっつける液
  • 媒染剤の主な種類は鉄・アルミニウム・銅

媒染剤は生地と染料をくっつける液

草木染めで使う媒染剤の働きを一言でまとめると、生地と染料をくっつけることです。

更に詳しく知りたい方は下記もご覧ください。読み飛ばしても結構です。

媒染剤は液体に溶ける性質の染料(分子)を繊維の中で溶けなくする働きをします。この働きにより水で洗っても色落ちすることが少なくなるのです。

媒染剤の主成分は鉄・アルミニウム・銅などの金属イオン。染料の色素とこれらの金属が結合する(錯体)ことで繊維の中で溶けなくします。

染工程では生地の繊維につけた色素と鉄・アルミニウム・銅などの金属イオンを含む媒染剤を合わせることで生地の繊維と植物の色素がくっつき発色します。

媒染剤の主な種類は鉄・アルミニウム・銅

媒染剤の主な種類は、鉄・アルミニウム・銅の3種類です。

媒染剤の種類により発色がことなり、感覚的ではありますが重い金属ほど暗い色になりやすい傾向があります。

重い順番: 銅>鉄>アルミニウム

以下で鉄、アルミニウム、銅の媒染剤をご自身で作る方法を案内します。

自宅で簡単!誰でもできる草木染めの媒染剤作り方

「鉄」媒染剤の作り方

材料は鍋、錆びた鉄、食酢、布(またはコーヒーフィルター)、水です。

  1. 錆びた鉄、水、酢を1:1:1の割合で鍋に入れる
  2. 鍋の水分が半分くらいになるまで鍋で煮込む
  3. 煮込んだ鍋が冷めたら鉄を取り除く
  4. 布やコーヒーフィルターで鍋の液をこして完成

ご家庭に錆びた鉄がない方は、以下の方法で簡単に錆びた鉄を作ることができます。

錆びた鉄の作り方

  • ホームセンターや100円均一でクギ(メッキなし)を買う
  • クギを鍋に入れひたひたの水で15~20分煮る
  • 自然乾燥させ、錆びるのを待つ

「銅」媒染剤の作り方

材料は瓶、銅、食酢、布(またはコーヒーフィルター)、水です。

  1. 銅を瓶にいれ、1:1の水と酢を銅の2/3まで入れる
    ※銅が空気に触れる状態が大事
  2. 銅に緑青がつくのを待つ(1~2日ほど)
  3. 緑青がついたら瓶を振って混ぜる(1週間ほど繰り返す)
  4. 布やコーヒーフィルターで瓶の液をこして完成

銅はホームセンターや100円均一で売っている銅線を購入すればOKです。

鉄と銅の媒染剤の作り方について更に詳しくは以下の記事をご覧ください。

【自作】草木染めで使う鉄媒染剤と銅媒染剤の作り方

続きを見る

「ミョウバン」媒染剤の作り方

材料はミョウバン瓶、鍋、水です。

  1. 鍋に水を入れ40~50°のお湯を作る
    ※水の量は被染物の重さによる
  2. 作ったお湯1Lに対して2gほどのミョウバンを溶かす

詳しくは、草木染めでミョウバンを使う理由、媒染剤の作り方、代用品まとめという記事でまとめていますのでご覧ください。

ネット通販で買える媒染剤の紹介

急いでいる方や、ここまで記事を読んで大変そう… と感じている方はネット通販で購入してしまうのも手です。

参考までにどんな媒染剤が買えるかリンクを張っておきますので気になる方はご覧ください。

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